押井守「コミュニケーションは、要らない」

「誰にも言えないような話は、やはりツイッターでも言えないだろう」

言わなくてもいいんだ、と背中を押された気がした。最近ツイッターに野暮ったさを感じる自分としては気が楽になる言葉だ。身もふたもない本音をぶちまけ続けないと繋がれない社会が来る、と心のどこかで思っていたアホが俺だ。

人間が必死に生きている時に一瞬煌めくアンモラルな心情は、フィクション化したり匿名掲示板に書き込んだりして処理していい。

2chのフェチ板に蠢く変態達の発言を見ていると、実際にこの人達に会って会話してコミュニティを作ったりしないと人間として進歩的じゃない気がしてくる。現実を認識する勇気がない弱虫のような気がしてくる。しかし、会わなくていい。

インターネットが本来繋がらなかったものを繋げまくっている時代に繋がらないものがあってもいい。自分のサインがない言葉だけを放り出して後のことは忘れてもいい。